肉といえば高カロリーなイメージをお持ちの方も多いでしょうが決してそんなことはありません。
ダイエットを意識するあまり摂取を控える人もいるでしょうが、肉は高タンパクな食品として我々の貴重な栄養源となります。
またあまりに食事を制限することは精神的にもよろしくありません。
毎日野菜や果物ばかり食べていればいつかは痩せるかもしれませんが、そんな食事を一生続けるなんて不可能でしょう。
さすがにかつ丼や唐揚げといった高カロリーな料理は厳しいですが、部位や調理法によってはとっても低カロリーになりますのでぜひぜひみなさんには肉を食べて頂きたいと思います。
では何に気をつければいいのでしょうか?
やはりヘルシーなイメージのある鶏のささみばかりを食べてればいいのでしょうか?
答えはNOです。
まず肉による差ですが、実のところあまり気にしなくていいでしょう。
みなさんが食べる肉といえば鶏・豚・牛の3種がメインになると思いますが、好きなものを食べればいいと思います。
好みもありますし、財布と相談しながら好きな肉をチョイスして下さい。
ただ食べる上で1つ気をつけてほしいことがあります。
それは食べる部位です。
鶏・豚・牛の各部位ごとのカロリーは別ページで1覧表にしてあります。
見て頂ければ分かるのですが、同じ肉でも部位によって全然カロリーが違ってきます。
これは各部位における脂肪の含有量が異なるためです。
例えば同じ豚肉でも脂たっぷりのバラ肉は100gあたり395kcalもあるのに対して脂肪の少ないヒレ肉だとわずか130kcalにすぎません。
おなじ豚肉でも部位によって3倍ものカロリーの差があるなんて驚きですね。
同じく牛肉や鳥肉も部位によってカロリーが異なります。
また牛肉の場合は霜降りたっぷりの和牛と赤身だらけの輸入牛とでが全然カロリーが違ってきますので注意してください。
部位的には鶏肉だとささみ、牛・豚だとヒレ肉なんかが低脂肪でとても低カロリーですね。
また食べる際に鶏肉だと皮、豚や牛だと脂身を除去することで各段にカロリーを減らすことができます。
肉類にはほとんど炭水化物が含まれておらず、脂身を除去してしまえばタンパク質と水分の塊になりますから当然ですね。
逆に鶏の皮や豚や牛のバラ肉といった部位は脂肪が多く高カロリーなのであまり食べないようにしましょう。
よくステーキなんかで脂身をもりもり食べている人がいますが、これはもう論外です。
痩せた健康的な人ならば問題ありませんが、ダイエット中の方は決して食べないようにしましょう。
そして調理を行う際にも注意が必要です。
ここでの油脂の使用を控えることで、食事をますます低カロリーなものに抑えることができますからね。
まず当然ですが揚げ物はなるべく控えたほうがいいでしょう。
特にとんかつといった衣をまとったものはNGです。
衣が油を吸収してとんでもないカロリーになりますからね。
豚のヒレ肉も生では100gあたり130kcalにすぎませんが、ヒレかつにすることによってなんと300kcalまでパワーアップしてしまいます。
いかに油のカロリーがすごいかお分かり頂けると思います。
次に油を使うであろう調理法は焼き物でしょうか。
牛ステーキなんかは牛脂を使って鉄板で焼いたりしますからね。
ただ使う油脂の量はそこまで多くはないのであまり気にする必要はないと思います。
もちろん油脂を取らないにこしたことはありません。
鉄板ではなく網で焼くようにしたら調理に油を使用しないばかりか、余計な油脂が調理の過程で肉から排出されるので◎ですね。
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