その脂の乗り具合からここ最近市場での価値が高まっている魚がこの銀ダラ。
以前は粕漬けにされる程度であまり人気のある魚とは言えませんでしたが、ここ最近の日本人の脂肪好みに乗じ価格は上昇傾向にあります。
利用される物の多くは粕漬けや西京漬けといった焼きものが中心ですが、一部刺身で食べられるものも出回っています。
特筆すべきはなんといってもその脂の乗り具合、魚は基本的に高タンパク低脂質と呼ばれる食材ですが、この銀ダラだけは別物。
100g当たりのタンパク質含量が13.0gなのに対し、脂質は17.5gと脂質含量がタンパク質を上回っています。
確かに脂もよくのっていて美味しいのですが、その分カロリーは魚の中ではやや高めです。
ちなみに銀ダラ100gあたりのカロリーは以下のようになります。
ギンダラ・・・220kcal
おおよその白身魚が100~150kcalほどであるのに対し、銀ダラは220kcalと結構なカロリーがあります。
他の魚でいうとノルウェー産のサーモン(237kcal)、また肉類だと脂身付の豚かた肉(216kcal)並のカロリーですね。
焼物や刺身として食べる場合は、調理の際に小麦粉や油脂を使用しないので、余計なカロリーが付加されないのがせめてもの救いでしょうか。
魚の中ではおおよそ高カロリーな部類に入るのであまりダイエットにおすすめできる食材とは言えませんが、少量食べる分には問題ないでしょう。
魚1切れの重さがおおよそ80g前後になるので、焼物1切れにした場合のカロリーはおおよそ220kcal弱になります。
ご飯の量に気をつければうまくカロリーを抑えることができるでしょう。
オススメの食べ方としてはやはり西京漬けや粕漬けが挙げられます。
あまり見かけない魚のように感じますが、スーパーの冷凍魚コーナーなんかにひっそりと切身として売られていたりします。
見かけたら自宅で自家製の味噌漬けにしてもいいかもしれません。
ちなみに西京漬けの作り方はとっても簡単です。
ギンダラの西京漬けのレシピ
・材料
西京味噌・・・300g
酒・・・大さじ2杯
みりん・・・大さじ2杯
ギンダラ切身・・・適量
1.味噌、酒、みりんを混ぜ合わせます。
2.ジップロックのようなビニール袋、もしくはタッパーなどに1.で混ぜた味噌をいれ、ここに銀ダラの切身を加えます。
3.冷蔵庫で1晩寝かせたら完成です。
要するに調味料を混ぜ合わせて後は切身を加えて1晩寝かせるだけ。
はっきりいってめちゃ簡単です。
ちなみに長期保存する際は一枚じつラップに包み、冷凍保存するのがよいでしょう。
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