ちょっとタイトルが大げさすぎますかね…。
ただこれは決して言い過ぎなどではなく、私はぜひ皆さんにあんこうをダイエットに使用してほしいと思っています。
あんこうと言えばいうまでもなく冬場に鍋で食される魚です。
主な産地は北海道、青森、山口、茨城、福島、韓国などなど。
観光で有名なのは茨城県、大洗あたりの郷土料理であるどぶ汁は有名ですね。
また水揚げ量日本一を誇るのは山口県の下関港です。
しかし市場での評価が最も高いのはなんといっても北海道産のあんこうです。その理由は肝の大きさにあります。
北海道産のあんこうの肝は他の産地の物と比べサイズが大きく、市場関係者の評価が高いです。
そんなあんこうですが、これほどダイエットに適した食材というのも珍しいです。
まず食する際のメリットとしては油脂・糖分を使用しないというのもあります。
いうまでもなくアンコウはほとんど冬場の鍋として食されますが、その調理の際に油脂や小麦粉・パン粉といった糖質は使用しません。
他の具材として豆腐や野菜を入れることはありますがそんなもののカロリーは微々たるものにすぎません。
つまりあんこうを使用した鍋は
アンコウ+野菜+味噌・醤油といった調味料
のカロリーのみの料理となります。
また100gあたり58kcalということは300g食べても摂取カロリーはたった174kcalにすぎません。
ちなみに回転すしなんかでよく食べられるノルウェー産サーモンだと300g食べると711kcal、和牛のサーロインステーキを300g食べると951kcalとなり、いかにあんこうが他の食材と比べて低カロリーかが分かると思われます。
時期になると比較的容易に入手できるのもアンコウのすぐれた点です。
冬場になると地域にもよりますが、関東地方や東北地方では連日スーパーに並び容易に入手することができます。
西日本ではなじみのない地域も多いかもしれませんが、鍋として西のフグ、東のあんこうと言われるほど関東地方では重宝する魚なので、全国から東京の市場にあんこうが集まるためその入荷が切れることはありません。
ただダイエットを行う上で理想的な食材ともいえるあんこうにも欠点はあります。以下2点を挙げると・・
欠点1.鍋以外の調理が不可
鍋物としては高級食材ともいわれるあんこうですが、鍋以外の調理は行えません。
水分含量が多く身がぶよぶよしているためにほかの食べ方に不向きなのです。
唯一からあげとしては食べることはありますが、メニューとしている店は少なく何よりせっかくの低カロリー食材であるあんこうに小麦粉をつけて油で揚げてしまってはダイエット食材としての意味がありません。
またあんこうには寄生虫のアニサキスがいる場合もあるため刺身で食べることはお勧めしません。
ただし一部の産地や東京だと神田の「いせ源」といった専門店で刺身を食すことができます。財布に余裕のある方は一回覗いてみるのもいいかもしれませんね。
欠点2.冬場以外食べられない
この欠点は上の欠点1と密接にリンクしています。鍋以外で食べないいため冬以外に店頭に並ぶことはまずありません。
そもそも漁獲されないので冬以外は市場に入荷しないのです。
ただ冷凍の切り身などはネットなどで通年購入することができるので、冬以外でもあんこうを食べたいという方はこちらを利用するといいでしょう。
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